取組概要
経営学部の李東勲ゼミが、宮城県東松島市の海苔養殖業などと協力して、同市の特産品である海苔を使った新商品を開発。
「のりうらら」と名付け、11月26日から販売を開始した。
2019年春から国内外に東松島産の海苔の魅力を広めることを目的に商品開発に取り組んできた李ゼミ。コロナ禍の影響も受けたが、地道に活動を続けようやく完成にこぎつけた。
商品開発にあたり、海苔に含まれる栄養素(葉酸、ビタミン、食物繊維)に着目。「のりうらら」は海苔と同じく美容効果が期待できる梅を加え、食べやすく簡単に美容成分を摂取できる梅海苔ペーストに仕上げた。
成果
流通やマーケティングについて実践的に学ぶ李ゼミ。
約2年間、海苔養殖業者や飲食店経営者などからアドバイスを受けながら、総勢40人で試行錯誤を重ね、ようやく納得のいく商品が完成。ゼミ生は達成感と充実感を味わった。
「「のりうらら」を通して地元の方に多くのことを教えてもらい、座学では得られない、ここでしかできない学びを経験することができた。新商品の開発を進めているので、今後はイベントなども開催し、東松島産海苔のブランド促進に努めたい」と意気込みも語る。