取組概要
2023年度の五橋キャンパス開学を迎えるに当たり、学都仙台における交流拠点として地域との連携、協働、共生を強力に推進しています。この中では、地域、地域企業が抱える課題解決をテーマに、学生の実践的な学びと地域、地域企業の成長・発展を両立する取り組みを行っています。
今回その第一弾として、本学学生12名が土樋キャンパス内でパン店を展開している「土樋パン製作所」と協働して市場に出回らないりんごを活用したパンを作り、同店で販売します。
成果
今回発売の商品は、学生たちが「土樋パン製作所」が描く将来像である【サスティナブレッド・持続可能なパン屋】の実現に向けた方策を2021年10月から考える中、メンバー学生の祖父母が経営するりんご農園で廃棄されるりんごがあると知ったことをきっかけに生まれました。また、販売する企業や購入する顧客だけでなく生産者である農家の持続可能性も高めるほか、この取り組みを契機に社会全体での持続可能性の意識醸成という「四方よし」を目指すことの重要性を認識し、商品化のほか広報物などの制作・運用にも関わることとなりました。
商品はリンゴ生産者の名前にちなみ「板橋さん家のりんごシリーズ」として3種類用意しました。
商品を宣伝する看板や広報物も、学生が「誰に」「何を」「どのように伝えるのか」について仮説を立て制作し、実際に学内で掲示します。
この取り組みでは今後も、市場には出せないもので、まだ食べられる規格外の野菜や果物、海産物などを活用してみたいと考えている生産者・事業者の方を募っています。本学の「食べるSDGs」にご賛同いただける方からの連絡もお待ちしています。
<これまでの取り組み>
https://www.tohoku-gakuin.ac.jp/tgmind/info/news/20200114-1.html
https://www.tohoku-gakuin.ac.jp/tgmind/info/news/20220111-1.html
https://www.tohoku-gakuin.ac.jp/tgmind/info/report/20220106-1.html
https://www.tohoku-gakuin.ac.jp/tgmind/info/report/20211224-1.html
https://www.tohoku-gakuin.ac.jp/tgmind/info/report/20211215-1.html
https://www.tohoku-gakuin.ac.jp/tgmind/info/news/20211112-2.html