取組概要
「双日ツナファーム鷹島」の養殖マグロの認知度向上を図るため、2021年5月より、共立女子大学と双日の産学連携を開始。Z世代ど真ん中の大学生ならではの、玄海鷹島本まぐろを使ったマグロレシピ開発に加え、SNSで話題を集めるためのアイデアや、養殖マグロの理解を深めるためのワークショップ参加など、多岐にわたる取組みを実施しています。
2022年1月には、彼女たちが開発したマグロ料理レシピの中から「鷹島本まぐろのアボカド豆乳クリームパスタ」を4日間限定で学食にて販売。玄海鷹島本まぐろの赤身を20時間漬けと3時間漬けにし、健康志向の女性向けにアレンジしたパスタメニューは見事に完売しました(1日20食限定)。
学生たちの取組みに共感したのは、ビジュアルコミュニケーションで企業課題を解決するアマナをはじめ、アートディレクター、デザイナー、フードスタイリスト、カメラマン、編集者、ライター、食に関わるクリエイターたち。彼女たちの想いを編みながら、新聞サイズほどのタブロイド制作に向けて集まりました。3月某日には2時間にわたるワークショップを開催。プロのクリエイターとタブロイドの顔となる表紙ビジュアルの選定やキャッチコピーを考案しました。学生が考案したメニューをプロの手でビジュアライズし、4案の中から学生たちが表紙を決定しました。
成果
両者にとって、とても貴重で素晴らしい機会になりました。最後に、参加してくれた学生さんたちから以下の感想をいただきました。
・「貴重な機会でしたし、これからの自分の勉強にも活かしたいと思いました。そして、今後もこのプロジェクトは続くので、一層、頑張っていかなきゃと思っています」
・「双日さんとのプロジェクトを通して、今日を含めて素敵な経験ができました。一生懸命考えたレシピが、こういう形でタブロイドに"ツナ"がったのが本当にうれしかったです(笑)」
・「プロのみなさんがつくってくれた表紙の中から、私たち素人が決めなきゃいけないというのがとても難しく感じたけど、私たちの意見も取り入れてもらい、ひとつの作品ができたというのはうれしかったです」
・「こんなに多くの方々が支えてくれていたんだと実感しました。私たちの活動がこんなに素敵にまとめられて感動しています。自分たちだけでは到底辿り着けないところまで押し上げていただき、本当にありがとうございました」
共立女子大学と双日による産学連携プロジェクトは、2022年5月には2年目を迎えます。