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大阪医科薬科大学

日本初、スペイン甘草の新品種「新日本製薬GG01」を品種登録

2022年4月26日

取組概要

本学の薬学部臨床漢方薬学研究室の芝野真喜雄教授らの研究グループは、新日本製薬株式会社との共同研究においてスペイン甘草の新品種を作出し、日本で初めて品種登録されました。

<スペイン甘草 新品種「新日本製薬GG01」の特長>
・ 日本薬局方に規定されたグリチルリチン酸含有基準値2.0%へ到達が可能
・ 植栽から1年半という短期間で多量の収穫が可能
従来のスペインカンゾウは生育旺盛で育てやすい薬用植物ですが、主要成分であるグリチルリチン酸含量が、医薬品の規格基準書の日本薬局方にある基準値2.0%になるまでに、長い生育期間(3年以上)が必要という課題がありました。当社が開発したスペイン甘草「新日本製薬GG01」は、基準値へ到達可能な品種であることに加え、従来のスペインカンゾウの生育期間と比べ、植栽から1年半という短期間で多量の収穫ができるという2つの特長があります。

成果

<スペイン甘草 新品種「新日本製薬GG01」に期待される機能性>
・抗炎症作用、美白効果(ビューティー領域)
・内臓脂肪の減少、筋肉量の増加(ヘルスケア領域)

関連リンク

https://www.ompu.ac.jp/news/of2vmg000000k837.html