取組概要
「デジタルヘルスケア」とは、例えばウェアラブルセンサーなどを使って日常生活の中でバイタルデータを収集し、個々の健康状態を可視化して健康管理に繋げようとする取り組みです。
このデジタルヘルスケアを実現するためには、統計学やテクノロジーに関する知識はもとより、人間の人体や健康に関する知識が求められます。
理工学部健康科学・テクノロジーコースでは、デジタルヘルスケアの推進に寄与するヘルスデータサイエンティストの育成を目指しており、1年次の基礎統計学に関する科目では、実際に学生がウェアラブルデバイスを用いて自らの生体データを収集し、それを題材にプログラミング言語pythonを用いてデータ処理を行っています。
成果
最新のテクノロジーを利用し、自らの生体データを処理することで、統計学がヘルスケア分野においてどのように用いられ、役立っていくのかということを学生が具体的にイメージしやすくなり、理解度や意欲の向上に繋がっています。