取組概要
持続可能なもの作りの学習環境を構築することを目的として、香港理工大学デザイン学部教員のAlex Ho氏、Mars Haru氏と連携し、同大学と中京大学工学部の協同授業として、2015年から5年間実施。
2019年5月には香港理工大学デザイン学部の学生30人が、約1ヶ月間豊田キャンパスに滞在し、工学部学生35人と豊田市内の生産現場でフィールドワークを行いました。
森林、製材所、農家、職人などを訪問・体験し、地域の自然資源の価値とそれを活かす知恵について学んだことを、豊田市内の親子を対象に体験・展示会として実施しました。
成果
フィールドワーク後にイベントを開催するのは、2019年が初めての試みでした。
香港と日本の学生たちが現場の体験から学んだことを一般の人に伝えようと議論する中で、環境問題、貧困など多くのグローバルな問題を生み出す大量生産・消費・廃棄とグローバル経済に依存する現代社会を、土地の資源を活かす物作りの視点から問い直すことができました。今後持続可能社会構築への貢献が期待されます。