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実施地域

東京都

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取組内容

研究

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実施体制

全学

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連携状況

連携なし

芝浦工業大学

ハイリスク薬の血中濃度をリアルタイムに検出する使い捨てセンサチップを開発

2022年6月15日

取組概要

テオフィリンの血中濃度をリアルタイムに検出する使い捨てセンサチップを開発しました。

成果

テオフィリンは喘息など様々な呼吸器疾患の治療に有効ですが、過剰に摂取すると強い毒性を示すハイリスク薬剤です。
そのため、治療中にテオフィリンの血中濃度をモニタリングすることは極めて重要です。
今回、新たに開発したセンサでは、わずか3秒で血液試料から直接テオフィリンの濃度を検出できます。

本研究で開発したセンサ技術は、抗菌薬や抗ガン剤、免疫抑制剤など、さまざまなハイリスク薬のモニタリングにも応用できると考えています。
携帯可能で、かつ測定時間が短く、操作が簡便なため、病院外の検査機関に頼ることなく、様々な薬物の濃度を患者の側で検出できます。
また、このセンサは、安価であるため、発展途上国への普及も期待できます。

関連リンク

https://www.shibaura-it.ac.jp/news/nid00002396.html