取組概要
大連理工大学・立命館大学国際情報ソフトウェア学部は、立命館大学情報理工学部と中国遼寧省大連市にある大連理工大学軟件学院が共同で開設する、国際的なIT学部です(2013年4月認可)。
日中の大学による学部の共同設立・運営は日本で初、中国でも国立大学では初の試みとなります。
本学部は、中国教育部の制度のもとで、大連理工大学開発区キャンパス内に設置されています。
学生は入学と同時に、ゼロから日本語を勉強しながら、情報科学を学びます。
日本を理解してもらうため、「海外短期研修」を必修とし、1年生修了時、全員日本への短期留学(10日前後)を実施します。
さらに、3年次に一部(40名)の学生は選抜を経て、立命館大学情報理工学部へ転入。この学生たちは、日本で2年間の学習を経て、4年生卒業時、同時に2つの大学から工学学士の学位を授与されることになっています。
成果
2018年に、4年に1度選考が行われる中国政府の国家級教育成果賞(2等賞)を受賞しました。受賞機関中で唯一の合弁事業でした。