取組概要
福岡大学キャリアセンターでは、自治体への就職を希望する学生向けに今年度から「自治体ワークラボ」を開催しています。
これは、自治体が立てている政策の実施背景や職員の関わり方をリサーチし、実際に職員の方へインタビューを行うものです。そこで得た学び・知識のアウトプットを行い、「政策理解力」「寄り添う力」「表現力」を磨くことを目的としています。65人が参加しており、最終的にはヒアリング内容を記事にまとめることで、自治体における仕事の本質の理解を深めます。
今回は、事前研修②で実施したインタビュー講座についてご紹介します。
株式会社チカラの安永真由氏を講師としてお招きし、座学にワークを織り交ぜ、取材時のインタビュー方法やメモの取り方、文章作成時に陥りがちなミスについてなどをご講演いただきました。安永氏は、福岡を中心に記事執筆などを行っており、これまで本学の『大学案内』や九州国立博物館広報誌『Asiage』の制作にも携わってこられました。
成果
参加者からは、「インタビューは難しいと思っていたけれど、全体像が掴めたので、早速試したい」「表現方法のポイントが理解できた」などの感想が寄せられました。
本事前講座の学びを踏まえ、参加者は夏期休暇中に福岡都市圏の2自治体に訪問し、インタビューを実施します。