取組概要
商学部商学科の田中麻葉さんと、経済学部文化経済学科の松崎晴菜さんが参加した福岡県のがん検診啓発「Cプロジェクト(※)」にて、パンフレット・ポスター・グッズ・CM動画が完成し、9月7日福岡県庁にて記者発表が行われました。
福岡県のがん検診受診率は全国平均を下回り、特に20歳〜24歳の子宮頸がんの受診率は15.6%と低い水準にとどまっています。「Cプロジェクト」では、県内4つの大学から参加した8名の女子学生が、若い女性の視点で同年代の女性に向けて、がん検診受診や早期発見の重要性を訴える啓蒙資材のデザインや内容について検討を重ねてきました。
(※)Cプロジェクトの「C」は「Cancer(がん)」の頭文字です。参加している大学は、久留米大学(商学部・経済学部)、純真学園大学(看護学科)、西日本工業大学(情報デザイン学科)、福岡県立大学(公共社会学科)です。
成果
制作物は「がん検診を、特別な日にしない」をコンセプトに、がん検診を特別なものと意識せず、友達と買い物に行ったり美容室に行ったりするのと同じように、日常として捉えてもらおうという意図で作成されました。パンフレットやグッズは好評で、すでに多くの市町村や病院などさまざまな施設から予定数を上回る配布希望が寄せられており、今後福岡県関連のイベント等でも配布される予定です。
他の制作物は、福岡県のホームページでご覧いただけます。
https://www.pref.fukuoka.lg.jp/contents/cpriject.html