取組概要
工学部環境システム学科生が行っている有明キャンパス屋上での養蜂活動「Rooftop Bee」の取り組みについて紹介します。
養蜂活動チーム「Rooftop Bee」は2年生4名、3年生4名の計8名(2022年2月現在)が有明キャンパス屋上での養蜂活動を通して、ミツバチの保護及び生態系の重要性・環境問題における都市の役割やその可能性について発信しています。
2013年に生態系保全に関心のある4名の学生のグループが、都会で出来る生態系保全のアクションを起こそうと考えたことがきっかけです。
養蜂は都市のような人工的環境では難しいと思われがちですが、実は都市は蜜源となる街路樹が多くあり養蜂に適した環境です。埋立地である有明、さらには大学キャンパスの屋上という環境で順調に活動を続けています。
成果
2021年は、約50kgのはちみつを採蜜できました。
採取したはちみつは『やさしい革命』というブランドで、無印良品 東京有明や青山ファーマーズマーケットにて期間限定で販売しました。
取り組みを通じた学生の声:
環境問題も何も結果が得られないまま続けていくのは、持続可能的でないように思っていました。Rooftop beeの活動で地産地消の事例に取り組んでいることを知って、作ったはちみつを買ってもらうだけでも一歩前に進むことができると思いました。この活動を通して、環境問題を自分事化でき、ゴミの分別など日常生活でも問題意識を持てるようになりました。