取組概要
令和4年8月21日、経営学部経営学科杉田博ゼミの学生たちが楽天生命パーク宮城で開催された「夏スタ!東北ろっけんまつり」の「とうほく物産展」に出店。宮城県水産高等学校と石巻北高等学校の生徒と一緒に米粉いり揚げかまぼこ「こめぼこ」のコーン入りタイプとプレーンタイプの2種類、計6個入った商品を販売しました。
東日本大震災で校舎が被災した水産高校が石巻北高校の敷地内の仮校舎で学んだことをきっかけに共同開発された「こめぼこ」。
平成29年度にスタートした「こめぼこ商品化プロジェクト」は、現在、株式会社高橋徳治商店、石巻信用金庫、株式会社楽天野球団との高大産連携で運営されています。
成果
コロナ禍以来、初の対面販売となった当日は、屋台の前に行列ができるほどの好評ぶりで「美味しい」「食べたかった」と来場者から声をかけられた学生たちは、直に触れ合うことの醍醐味を味わいました。
また、認知度の低さなどの課題にも直面し、今後のPR活動への意欲を高める取り組みになりました。
「こめぼこ商品化プロジェクト」は、商品開発の実践的な機会を通して、商品の企画から製造、販売までの一連のプロセスの中で社会性を学びながら、地域の資源、産業の理解を深め、地域の人材育成と活性化を目指しています。