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【都市環境学科】地域的な海水準上昇が氷床融解を促進していた可能性を提唱-9~5千年前に発生した東南極氷床大規模融解に新メカニズム―

2022年12月7日

取組概要

理工学部都市環境学科教授 金田平太郎らによる研究グループは、東南極沿岸の広域にわたる現地調査と岩石試料の年代測定から、東南極氷床が約9千年前から5千年前にかけて急激に縮小したことを明らかにしました。
そして、各種のモデルシミュレーションから、この縮小は温暖な海洋深層水の沿岸への流入に加え、地域的な海水準上昇が生じていたために起こった可能性を示しました。

成果

本研究結果は、南極氷床の大規模融解メカニズムの理解に貢献するだけでなく、南極氷床融解と海水準上昇に対する将来予測の検証・校正にも貴重なデータとなります。
この成果は2022年11月9日にCommunications Earth & Environment 誌にオンライン掲載されました。

関連リンク

https://www.chuo-u.ac.jp/academics/faculties/science/news/2022/11/63533/