取組概要

聖心女子大学は日本で最初の新制女子大学の一つとして1948年の開学以来、「リベラル・アーツ教育」を展開し、総合的な人間力を養う少人数教育を徹底しています。
本学の教育理念を新たな時代を踏まえて実現するために、2023年度より、新たなカリキュラムをスタートさせます。
併せて、Society5.0時代に必要とされるAI･データサイエンスを学ぶ科目の必修化も予定されています。

１．聖心リベラル・アーツ群の設置（対象：学部新１年次生、学部新編入生）
8学科2専攻の専門的な学びに加えて、幅広い教養を身につけることのできる7つの分野=聖心リベラル・アーツ群を自由に学ぶことができます。

２．AI･データサイエンス科目必修化（対象：学部新１年次生、学部新編入生）
2023年度からAI･データサイエンス科目の必修化も予定。Society5.0時代に必要なAI･データサイエンスの基礎的な知識と技術を学び、それらを活用する能力を獲得することを目指します。この授業「AI･データサイエンス基礎(2単位)」はオンライン（オンデマンド型）で開講され、各自のペースで繰り返して学修することができます。

成果

本学カリキュラムの最大の特長は「2 年次進級時に所属学科を決める」ことですが、2 年次からの専門的な学びに備えて、1 年次には、8 学科が開講する入門科目を履修することができるようになります。
これにより各学科の学びの全体像と所属教員の研究分野を知ることが可能となります。

◆２年次に学科を選択するユニークなカリキュラム
　1年次では多様な学問分野に触れ、２年次進級時に所属学科を選択する。２年次以降も、専門性を高めながら、一人ひとりの目的に合わせ他の学問分野も学ぶことができる。

◆徹底した少人数教育
　初年次から少人数制による徹底指導を実施。２年次生全員が少人数ゼミに所属し、大学での学問・研究に必要な情報収集や文章表現の基礎、発表の力等を身につける。
担当教員が１年次生からの個別相談に応じるアカデミック・アドバイザー制度や１年次生専用の１年次センターの設置など充実のサポート体制を整備している。

関連リンク

https://www.u-sacred-heart.ac.jp/news/20221207/12934/