取組概要
2022年11月16日にSDGsの視点から衣服の大量消費社会を考えるイベントとして「SEIG Fashion Revolution 2022~好きなこと×SDGs~」を開催しました。
イベントでは大量消費について取材してきた新聞記者や衣服の再生に取り組む企業の方の講演に加え、学生が企画・運営した古着のファッションショーなどを実施しました。古着のファッションショーには青山学院大学や関東学院大学の学生団体やゼミも参加し、イベントを盛り上げました。
◆「SEIG Fashion Revolution 2022~好きなこと×SDGs~」
【日時】2022年11月16日(水)10:30~14:30
【会場】聖学院大学チャペル(埼玉県上尾市戸崎1-1)
【イベントHP】 https://www.seigakuin.jp/events/20221116ssc/
【プログラム】
10:30~12:00 公開講演会 「大量廃棄社会の、その先へ」
講演者:仲村和代氏 朝日新聞社デジタル機動報道部次長
12:20~12:50 古着ファッションショー
13:00~14:30 古着リサイクル
成果
当日は、公開講演会および古着ファッションショーがチャペルにて行われ、延べ約220名の方々にご参加いただき、オンラインの同時配信を通じて100名以上の方々にもご視聴いただけました。
◆企画に携わった学生の声
聖学院大学 学生ボランティア団体 Petite Archeです。「好きなこと×SDGs」をキーワードに、学生目線でSDGsに取り組んでいます。
プチ・アルシュはフランス語で『小さな方舟』を意味しています。初めは少人数で始まった私たちですが、少人数でも、ノアの方舟のように、SDGsの「誰一人取り残さない」という基本理念を達成したいという願いを込めて名付けました。
2022年度は食べることや洋服などのファッションが好きなメンバーが多かったため、「食べること×SDGs」と「ファッション×SDGs」の2つを考えて活動してきました。どちらもSDGsのGoal 12「つくる責任、つかう責任」と関連させて活動をしました。
今年度は7月の下旬からキャンパス内で古着の回収を行い、昨年度と合わせて、360着ほど集まりました。その中からコーデを組み、Petite Archeだけでなく、青山学院大学学生団体SANDSさんと関東学院大学石坂ゼミさんと一緒に3団体で開催しました。
誰かが着なくなった洋服も、たくさん集めてコーデを組み直せば、ファッションの可能性は無限大に広がります。古着が流行っている今、身近な着なくなった洋服たちをもう一度見直して、新たな可能性を見出すことができたら良いなと思っています。今後は不要になった衣服をリメイクして付加価値を付ける『アップサイクル』にも挑戦してみたいです。