取組概要
韓国から来日した大学生38名が1月18日に千葉東金キャンパスを訪問し、国際人文学部国際文化学科韓国語コースの学生40名と交流しました。両者は日本語と韓国語を交えてコミュニケーションを取り、キャンパスツアーやディスカッションを通じて、相互理解を深めました。
今回の交流プログラムは日韓両政府が策定した「日韓学術文化青少年交流事業」の一環として行われ、公益財団法人日韓文化交流基金の引率のもと、韓国各地の大学から38名の学生が来学しました。本学では昨年9月から準備に取りかかり、韓国からの交換留学生3名を含む1、2年生12名が中心となって何度も議論を重ねました。プログラムのタイトル『日韓交流会~この出会いを大切に~』も学生たちが決め、力を合わせて作業してきました。
成果
交流会の冒頭で国際人文学部国際文化学科の中川正臣准教授は「千葉東金キャンパスでは多いときは1000人を超える留学生が学んでいます。日本人だけでなく他の国からの留学生とも触れ合い、たくさんの友人を作ってください」と韓国語で歓迎の意を表しました。また韓国側を代表して、イ スビンさん、キム ミヒさんが「韓国と日本は距離が近い国同士ですが、今回のように交流する機会を持つことは関係性をさらに発展させるうえで、重要だと思います。皆さんとさまざまな話が出来ることを楽しみにしています」と日本語と韓国語を交えながら挨拶しました。次に本学の学生4名が、城西国際大学の概要とキャンパスライフを韓国語で紹介しました。
後半は日韓の学生が混じった形で8グループに分かれ、キャンパスツアーへ。ツアーの途中、それぞれのグループで映える撮影スポットを探し、集合写真を撮影してもらいました。終了後、写真を披露し、投票によって1位を決める「フォトコンテスト」を実施。多くの票を集めた写真が公開されるたびに、日韓双方の学生たちから歓声があがっていました。ツアーや投票の合間には「韓国の映画やドラマではどれが好きですか」「日本で行ってみたい場所はありますか」など互いに話題を投げかけ、会話を弾ませていました。また、ディスカッションの活動では、本学の学生が用意したテーマについて日韓のグループで日本語と韓国語による活発な議論が見られました。
韓国の学生は「とても楽しく、全員と話したかったのですが、あっという間に時間が過ぎてしまいました」「思い出に残る写真を撮ることができ、いい記念になりました」と感想を述べていました。