取組概要

2023年2月9日(木)、アカデミックリンクスにて、パーフェクトポーションの共同創始者兼マネージングディレクターであるサルバトーレ・バタリア氏によるアロマセラピー講座を開催しました。これは、経営学部の松石泰彦ゼミと、オーガニックアロマブランドのパーフェクトポーションジャパンが2023年度から新商品の企画・開発を行っていくうえでのキックオフイベントです。講演会には約50人の学生、教職員や一般の方が参加しました。

成果

サルバトーレ氏は講演で、アロマの魅力や、エッセンシャルオイルに含まれる成分の効果等を紹介し、植物の香りが人々の生活や心理にどのような良い影響があるかを解説しました。また、パーフェクトポーションの製品開発にまつわるエピソードや、製品とお客様との繋がりなどが語られました。さらに、経営学部の学生に向けて「既存の商品と似た成分が入っている商品をより高い価格で売るためには、製法や希少価値に加え、その商品ができるまでのストーリーをお客様に伝える必要があります。そして価格に見合った価値であることを納得して買ってもらうことが大切です」と、マーケティングの観点から話す場面も見られました。

松石ゼミ2回生の南梨花(経営学部)さんは「商品を差別化していくうえで、価値を決定づけるためにストーリーが重要だと知ることができました。これから一緒にプロジェクトを行うにあたって、学生ならではのストーリーを作り、出来上がった香りをどうやって人々に届けるかを考えていきたいです」と話しました。 講演中はパーフェクトポーション製品のアロマが焚かれ、聴講に訪れた人にハンドスプレーが配られるなど、アロマの魅力を存分に体験できるイベントとなりました。

関連リンク

https://www.tachibana-u.ac.jp/news/2023/02/post-1215.html