取組概要
2023年3月17日(金曜日)13時00分から、本学樋又キャンパス社会連携多目的室でウガンダ共和国をはじめとするアフリカの子どもたちへ楽器を贈るための寄贈式が開催されました。
この取り組みは、2023年2月まで10ヶ月の間、アフリカ・ウガンダ共和国に留学していた池田麗里香さん(人文学部英語英米文学科4年次生)が、子どもたちをはじめ現地の方々に音楽を教える活動を行う中で、より多くの楽器を手にして音楽を楽しんで欲しいという思いから、中古楽器の寄付収集活動を本学でも展開したいと提案し実現しました。この活動には本学教職員、学生のほか、松山市立清水小学校、松山市立勝山中学校にもご賛同いただき、使わなくなったリコーダーや鍵盤ハーモニカなどの楽器が本学に多く集まりました。
成果
寄贈式では、池田さんからウガンダ共和国の紹介や、日本から贈られた楽器を使って演奏指導する様子などが動画を交えながら説明され「日本で使われなくなった楽器が再び利用され、輝いて喜んでいるように見えました。楽器が送られてくることを皆が本当に楽しみにしています。しかし、まだまだ数は足りていません」と感想が述べられました。
その後、清水小学校で楽器収集活動の中心となった児童二人から、リコーダーと鍵盤ハーモニカが学生に手渡されました。清水小学校の大南陽芽莉さんから「こういった機会を通してウガンダ共和国など、あまり知らない国のこともたくさん知りたいと思いました」と、加藤緋七音さんからは「困っている人がいたら助けることの大切さを学ぶことが出来ました」とそれぞれ今回の活動を振り返ってくれました。
今回集まった楽器は、認定NPO法人AIMEC(子供のための国際音楽交流協会)を通じウガンダ共和国に贈られます。