取組概要
本学と包括連携協定を結んでいる(公財)スペシャルオリンピックス(理事長:平岡 拓晃)のユニファイドサッカー日本選手団が、スペシャルオリンピックス夏季世界大会(6月17日~25日、ドイツ・ベルリン)に向けた事前合宿の一環として、本学のサッカー部と交流試合を実施しました。サッカー部との交流は2回目となります。
ユニファイドサッカーとは、知的障害のあるアスリートと障害のない人(パートナー)でチームを構成する7人制チーム競技です。今回の交流試合では、サッカー部20人がユニファイドサッカーの説明を受け、ユニファイドサッカーチーム11人とともにミックスチームを編成し実施しました。お互い初対面でしたが、試合開始直後から積極的なコミュニケーションを図り、良いプレイが出た際は「ナイス!」と声を掛け合い、ゴールを決めた際はハイタッチをするなど、終始和やかな雰囲気で試合が進行しました。
試合終了後には、(公財)スペシャルオリンピックス日本からサッカー部に記念品が贈られました。
※スペシャルオリンピックスとは、知的障害のある人たちに様々なスポーツトレーニングとその成果の発表の場である競技会を、年間を通じ提供している国際的なスポーツ組織です。
成果
試合終了後、ユニファイドサッカーチームの春原紀子ヘッドコーチから試合中に感じたことを問われ、学生たちは「サッカーとルールが異なり、オフサイドがないためボールを奪われた後のカウンターへの対応などが難しかったですが、とてもいい経験になりました。ベルリン大会でも頑張ってください」と答え、チームにエールを送りました。
スペシャルオリンピックス日本の平岡拓晃理事長は「スポーツで勝ちにこだわることや自分を高めることも良いですが、このような取り組みも知ってもらえればと思います。ユニファイドのパートナーにも興味をもってもらえると嬉しいです」と語りました。