取組概要
総合政策学部坂田隆文ゼミ(担当:坂田隆文教授)の学生がマドラス株式会社に提案してきた商品が7月1日よりMakuakeにて販売されることになりました。
これはマーケティングや商品企画を学ぶ同ゼミの学生たちの学修の一環として行ってきた活動であり、工場見学や企画立案、同社岩田達七代表取締役社長への発表、同社社員の皆さんとの複数回の打ち合わせを経て商品化に至りました。
今回の産学連携活動では「靴を製造する際に余った革をどのように再利用するか」というテーマで企画が進められ、1000以上のアイデアや提案の中から、環境に配慮された革小物が商品化されました。商品化されるのは革製卓上カレンダー「Calenther(カレンザー)」、革製立体パズル型インテリア「Cocolot(ココロット)」、似顔絵レザークラフトキット「Tetote(テトテ)」の3つです。
成果
力の先にあるもの (3年 小池菜月)
商品に込めたこだわりを相手にどう伝えるのか、どのように革製品を広めていくのかなど課題が山ほどありました。一つひとつの課題に向き合い解決するために提案商品を1から見直し、どのようにしたらマドラス株式会社の革製品が広まるのかについて自分の意見を持ち、話し合いを繰り返し行いました。今回の活動で努力を続ける大切さを学びました。今までの私なら、一時的に努力をすることはできましたが継続して努力を続けることはできませんでした。努力を続けることで、チャンスを掴み商品化に繋がったと実感しています。
商品化の難しさ (3年 日比希彩)
自分たちの中でのこだわりは何かについて明確にし、伝えることを重視しました。提案商品のこだわりをチームで話し合い提案すると、コスト面での課題やマニュアル化する上での課題が多くあり、壁に何度もぶつかりました。課題をどうすれば解決できるかを考え尽くし、再度提案したことで自分たちの納得できる商品を作ることができました。この活動で商品化の難しさを実感できたことはとても貴重な経験になりました。この経験をこれからの活動に活かしていきます。