取組概要
本学は、2021年度に持続可能な開発目標(SDGs)に関する「学長宣言」を制定しました。その取り組みの一つとして、現在、CO2排出量の削減に効果の高い太陽光発電設備の導入に向けてキャンパス内4つの校舎屋上に太陽光パネル1,306枚を設置する工事を行っています。
2023年12月11日(月)・14日(木)・15日(金)に理工学部と建築都市工学部の学生が、授業の一環として現場見学を行いました。
学生はまず、本学施設課職員から太陽光発電設備導入の背景や、CO2排出量削減の目標値、太陽光発電の仕組みなどの説明を受け、その後、1号館の屋上で太陽光パネルの設置現場を見学。そこで株式会社九電工の技術者から、より詳しい設置工程の説明を受けました。
成果
理工学部電気工学科1年の佐野透弘さん(九州産業大学付属九州高校)は「設置場所に応じてパネルの角度調整を行っている点や、実際にパネルを触ってみてその薄さなど太陽光パネルの設置について色々と知ることができました」と話しました。
同設備の導入で年間189.5t-CO2(キャンパス全体で▲3.6%)の二酸化炭素削減を見込んでいます。また、学内にデジタルサイネージを設置し、発電量や消費電力量をリアルタイムで発信することで、学生・教職員の省エネ意識の向上につなげます。