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石巻専修大学

在学生が41年ぶりの発見・論文が昆虫専門誌に掲載

2024年3月28日

取組概要

理工学部生物科学科の動物生態学研究室(指導:辻 大和准教授)に所属し、卒業研究でニホンザルが排泄するフンに集まるコガネムシ(糞虫類)の生態について研究を行った成田歩さんが宮城県金華山島での調査過程で変わった糞虫を採集。
昆虫専門家の同定の結果、この虫は希少種のミヤマダイコクコガネ (Copris pecuarius) であることが判明し、金華山島では1982年以降の採集記録がなく、実に41年ぶりの発見となりました。

成果

成田さんは、この発見を昆虫専門誌「インセクトマップオブ宮城(2024年1月号)」に「宮城県金華山で41年ぶりに採集されたミヤマダイコクコガネ」として報告。
自然環境の保護が生物多様性の維持や生態系のバランスを守ることにつながると確信し、生物多様性保全の意義をあらためて実感させられる経験になったと語りました。
在学生による専門誌への報告は快挙。

関連リンク

https://www.senshu-u.ac.jp/ishinomaki/news/nid00021881.html