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実施地域

北海道東京都

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取組内容

地方創生・地域活性演習社会貢献

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実施体制

ゼミ

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連携状況

地方自治体・国, 企業

専修大学

北海道でアップサイクル商品提案

2024年5月14日

取組概要

商学部・奥瀬喜之ゼミと国際コミュニケーション学部・岡村りらゼミは2023年度後期、北海道のリサイクル企業などと協力し、アップサイクル商品の企画提案グループワークを行った。商品企画やマーケティングを学ぶ奥瀬ゼミと、世界の環境政策比較をテーマにしている岡村ゼミ、それぞれの視点で新商品を提案した。

アップサイクルとは、本来は捨てられるはずの商品に新たな価値を与えて再生し、元の商品よりも価値の高いものに生まれ変わらせる新しいリサイクルの形のこと。今回は地方独立行政法人北海道立総合研究機構(札幌市)と、総合リサイクル業を営む株式会社マテック(帯広市)と協働し、自動車の廃材を用いたアップサイクル商品を提案した。
奥瀬ゼミの2チーム8人は、車の座面に使われていた皮革素材を利用し、愛車のナンバーなどを刻印したキーホルダー、シートベルトを再利用したキャリーケース用のベルトなどを提案した。メンバーの小松明日香さん(商3)と山川真奈さん(商3)は「素材の良さを生かしたリサイクルやアップサイクルについて深く考えることができた。SDGsの観点からも、今あるものを生かした新しい製品の提案というのは大事だと思うので、今後の商品企画でも取り入れていきたい」と話す。
岡村ゼミは8人が参加。全員が約半年間の留学を経験しており、それぞれの留学先の知見を持ち寄って議論した。「アップサイクルするのなら実際に使われるものでないと意味がない」と考え、防災、観光などに着目。防災コートやエコバックなどを提案した。平岡杏菜さん(国コミュ4)と鈴木優希さん(国コミュ4)は「海外での事例を取り入れながら提案することで、日本のいいところや課題を改めて知ることができた」と振り返る。

両ゼミ生は3月8日に北海道で最終発表会を行い、石狩市にあるマテックのリサイクル施設を見学した。

成果

同一テーマに2学部で取り組んだことについてそれぞれのゼミ生は「着眼点や考え方が異なり、勉強になった」と刺激を受けた様子。グループワークは本年度も継続の予定で、商品化を目指していく。

関連リンク

https://www.senshu-u.ac.jp/news/nid00022146.html