取組概要
ランドセルクラブとは、学校・家庭・地域が連携して子どもを育てる「PTCA活動(PTA+地域Community)」の一つとして、大野城市内の小学校にて実施されており、子どもの学習習慣の定着と、社会性を育てるための体験を目的としています。
プログラムの中に体験活動の時間があり、昨年度に引き続き包括連携先の大野城市教育委員会から依頼を受け、学生たちがボランティアとして企画立案、各小学校のコーディネーターとの打ち合わせ、材料の購入、当日の講師までを担っています。
今年度は子ども発達学科の4年生2名を中心に、同学科3年生3名も参加し、大野城市内の小学校10校で「光の万華鏡作り」「スーパーボール作り」「ミニスポーツ大会」「スノードーム作り」の4つの企画を計11回実施しました。
毎回、約20名の児童が参加し、講師をつとめる学生とともに笑顔と対話があふれる、とても充実した活動となりました。
成果
全ての活動終了後には、各小学校より講師を務めた学生にお礼の手紙が届きました。
「一緒に作れて楽しかったです」「優しく教えてくれてありがとう」など学生たちも活動をしてよかったと思えるメッセージがたくさん寄せられていました。
<学生の声>
「教員になる前に小学校の児童と関わる活動がしたいなという気持ちで応募しました。期待以上の学びがあり、応募して本当に良かったです。」
「実際に行ってみた時の子どもたちの活動の様子から、「ここは作業が難しいから説明を詳しくしよう」など、回数を重ねるごとに改善し、より良いものにする事の大切さを学ぶことができました。」
「準備や打ち合わせなど大変なこともありましたが、子どもたちや小学校のスタッフの方々が喜んでいる姿を見て、頑張って良かったと思いました。春から学校現場に出た時に、クラブ活動などで今回行った企画を行ってみたいです。本当にこの大野城市ランドセルクラブのボランティアに参加して良かったです。」
「目を輝かせながら万華鏡を作る子ども達の姿がとても可愛いかったです。先輩方や小学校の先生方と一緒に行ったので、指示の仕方や声の掛け方も学びになりました。」
「子どもの前に立ったときの話し方や振る舞い方を学び、地域の子どもたちや先生方とつながりが持てたのはとても嬉しかったです。」