取組概要
教育学部では「絵本フェスタ」を9月28日、小山市桑市民交流センターで開催しました。このイベントは小山市保健福祉部保育課の後援と白鴎大学教育科学研究所事業助成を受け、児童教育専攻 幼児教育・保育コースの4つのゼミ(浅木、鄭、長﨑、山路)の学生が企画・運営し、地域の子育て支援の一環として親子とのふれあいを体験する目的で実施されました。
成果
当日はステージで「みんなで歌って踊ろう!ぐりとぐら」のダンスや、人形劇「ねずみくんたちのピクニック」、パネルシアター「おおきなさつまいも」、オペレッタ「もりのさんぽ」などが披露され、会場を盛り上げました。また、バードコール作りや木の楽器作りの体験ブース、絵本や紙芝居の読み聞かせなど、多彩なプログラムを通して学生たちは親子との交流を深めました。
約30組の親子が参加し、参加者からは「子どもが楽しめて良かった」「また開催してほしい」といった好評の声が寄せられました。イベントの準備に意欲的に取り組んできた学生たちは、当日楽しむ親子の姿を見て達成感に満ちた表情を見せていました。
浅木尚実教授 コメント
学生たちは、エネルギーに満ちています。何とか学生たちが力いっぱい活動する場を提供できないかと今回初めて親子が楽しめる絵本のプログラムを満載した「絵本フェスタ」を企画し、開催しました。他の3つのゼミの協力も得て実習ではなかなか経験できない地域の親子との交流を実現することができました。企画から準備、運営に至るまで学生達が自らの力で行い、未来の保育者としての経験を培うことができました。絵本の普及はデジタルが溢れる子育てに警鐘を鳴らす意味でも意義あることと考えています。
当日は小山市の先輩保育士も応援に来てくださり、大変充実した経験になりました。来場者がもっと増えてくださることが今後の課題です。