校章などサムネイル
実施地域アイコン

実施地域

広島県

取組内容アイコン

取組内容

地方創生・地域活性教育演習社会貢献

実施体制アイコン

実施体制

全学

連携状況アイコン

連携状況

他大学, 地方自治体・国

広島女学院大学

広島市東区エキキタエリアについて考える「大学生が区長と語る会」を開催

2025年1月20日

取組概要

 2024年12月22日、包括協定を結んでいる広島市東区役所、比治山大学と連携し、東区エキキタエリアについて考える「大学生が区長と語る会」が開催されました。
本会は東区が改定を予定している「東区まちづくりプラン」の取り組み項目である「大学との地域連携事業」、「区の魅力と活力向上推進事業」の新たな企画に、学生・若者の意見を反映させることを目指し、初の試みとして開催されました。
 東区にある広島女学院大学、比治山大学・比治山大学短期大学部の双方から、まちづくりや地域活性に関心の高い学生たちが集まり、若者からの意見を直接お伝えできる場となりました。

成果

 広島女学院大学からは学生13名が4チームに分かれ、主に広島駅北口周辺のまちづくりに関して、それぞれの提案内容をプレゼンしました。
マスコミ各社の取材も入った中で学生たちは緊張していましたが、事前アンケートの結果も踏まえ、魅力あるまちづくりの提案ができました。重水広島市東区長をはじめ、行政・企業の方々も、特に学生たちが作成した模型に非常に関心を持ってくださり、熱心にご覧いただきました。
 区長からは「皆さんの提案を参考にして、今後のまちづくり計画に取り組みたい」というお言葉もいただきました。
これを機に、学生たちが「自分たちが暮らす街」「自分たちが学ぶ街」の区政に目を向ける意識がより高まることを願います。大学としても引き続き積極的かつ継続的に東区の区政に関心をもってまいります。学生は下記のテーマで区長と副区長へ向けて提案させていただきました。

■建築倫理チーム【エキキタを「学生ウォーカブルシティ」にする】
<Aチーム 「Reversible Park」>
 通勤・通学で広島駅を利用する人や、近隣の保育園に通う子どもたちとその保護者、東区に暮らす人など、性別・年齢に関係なく多くの人が訪れたくなる場所を目指し、「昼と夜で変化する遊び場」の提案。日中は子どもたちと高齢者が、身体を動かしたり休めたりする場所、夕方以降は、学生や仕事帰りの大人たちが気軽に立ち寄って食事やお酒を楽しめる場所に変化させるアイデアを、模型を使ってプレゼン。

<Bチーム 「集いの湯」>
子どもが遊べる環境が整っていない、交通量が多く安全性に問題があるなどの課題をとらえ、老若男女が癒され、地域の新たな交流拠点となる場を理想として集いの湯を提案した。単なる足湯にとどまらず、寝転んでくつろいだり、子どもたちが噴水や緑の空間で遊んだり、昔ながらの街並みに溶け込みながらどの世代の人もゆっくりできる場所を目指して考えた内容を模型とともに紹介。

<Cチーム 「始まりの屋根」>
 日差しや雨をしのぐものがない、座れる場所がない、連続性や統一感がないなど、街を歩いてみて発見した課題を解決し、なおかつ二葉の里周辺の歴史の散歩道を楽しく歩ける場所とするための提案。歴史の散歩道を、思わず進んでみたくなる、新たな人と出会う道とし、再開発地区と古くからの歴史や住居群をつなぐ新しい役割を担うものとしたい。

■地域連携デザインセミナーⅡbチーム【若者×シニア 年齢を超えた輝き】
「高齢者のファッションショー」
 事前アンケートの結果に、「住みたいまちを選ぶにあたり重要視するもの」という問いに対する回答として「家族・友人とのつながり」という声が、治安の良さに次いで多かったことから発想。世代間交流の促進化と、シニア市場の活性化、コミュニティとのつながりの強化をめざして、高齢者のファッションショーをエキキタ西側のショッピングモール内で開催することを提案。若者がデザインした衣装を、高齢者が着てランウェイするイベントを考えた。

関連リンク

https://www.hju.ac.jp/information/detail/N50NE-1265.php

関連記事