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埼玉県

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取組内容

教育演習

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聖学院大学

手作り教材で広がる学びと可能性

2025年1月29日

取組概要

子ども教育学科では、3年次で行う保育所での実習に際し、それぞれ手作り保育教材を持参しています。
なぜ手作りするのか?
実習生にとって、保育教材は「モノ」ではなく、子どもたちとこんなことして楽しみたい・関わりたいという思いや願いを一緒に実現してくれる力強い「助け手」です。こんなことをしたい・こんな風に話してみたい・こう尋ねたら何て答えるかな…と、思い描きながら作成する段階から「保育実習」が始まっています。

1月15日(水)、子ども教育学科の恒例行事「保育教材発表会」が開催されました。
この発表会は、保育士や幼稚園教諭を目指す学生たちが自ら製作した保育教材を披露し合い、その工夫や活用方法を学び合う貴重な場です。

成果

第一部では、12名の学生が手作り教材を実演で紹介しました。スケッチブックシアターやマジックシアターを用いた楽しい発表が行われ、司会進行役の学生も自作の「カタツムリのパペット」を使って場を盛り上げました。
第二部では、来年度以降に実習に行く人たちが、製作者から直接はなしを聞くことができる場面が用意されています。

後輩学生が先輩たちの作品を見て回りながら、教材製作の工夫や実習現場での活用について意見を交換しました。「子どもたちの反応が想像以上で感動した」「自己紹介にスケッチブックシアターを使ったら、子どもたちにすぐ名前を覚えてもらえた」といった体験談も共有され、学びを深める場となりました。どのような思いで製作しどのような関わり場面で実践したのか、安全に気を付けた工夫はこんなところ等、やさしい保育の視点が先輩から後輩に伝わっていきました。

関連リンク

https://www.seigakuin.jp/session/81/