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実施地域

岡山県

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取組内容

その他地方創生・地域活性教育研究社会貢献

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実施体制

全学

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連携状況

他大学, 地方自治体・国, 企業

ノートルダム清心女子大学

おかやまデジタルイノベーション創出プラットフォーム(OI-Start)とノートルダム清心女子大学が、課題解決や新規事業創出を加速するための新たな価値創出の場を提供。

2025年2月19日

取組概要

おかやまデジタルイノベーション創出プラットフォーム(OI-Start)とノートルダム清心女子大学は、2025年1月24日(金)、産学官連携で地域課題の解決を目指す「オープンイノベーション Match Up 」を、ノートルダム清心女子大学トリニティホールにて開催しました。
本イベントでは、企業の課題解決や新規事業創出を加速させるために、企業、研究者、学生、自治体が一堂に会し、共創を通じて新たな価値を創出する場を提供しました。

オープニングトークでは、今年4月に開設した情報デザイン学部学部長の中本幸一教授が「IT × データ × AI と地域」というテーマで講演しました。中本教授は、IT、データ、AIが日常生活に浸透している現状を例に挙げ、データに基づく社会活動や社会課題の解決手段が促進されている一方で、デジタル人材の不足が問題視されていることを指摘し、DXを推進するための人材育成の重要性を強調しました。その後、シーズ発信やアイデアソンを通じて具体的な解決策を探るプログラムが展開されました。

アイデア創出イベントでは、企業が抱える課題について研究者や学生と共に解決方法を考え、突破口を見つけるためのアイデアセッションが設けられました。企業と学生がテーマに沿って課題解決に向けて話し合いました。企業や自治体からは62名、研究者・大学関係36名、学生15名、岡山大学DS部からは16名がファシリテータとして参加し、合計129名が参加しました。
セッションでは、「統廃合で使わなくなる施設(例:小中学校)の有効活用、とはいえ老朽化の課題があるについてのアイデア募集」(笠岡市)「情報系学部、学科に女子学生を増やすための効果的な取り組み」(岡山大学)などの課題が挙げられました。人間生活学科3年の学生は、「皆さんとのディスカッションが楽しく、いろいろなアイデア、意見がでて面白かったです。普段お話する機会のない企業の方ともつながりが持て貴重な経験になりました。」とコメントしました。

成果

ノートルダム清心女子大学が主催して、今回のような産学官連携イベントを開催するのは今回が初となります。
情報デザイン学部長中本教授がオープニングトークで述べたDX人材育成の重要性を、企業の方々が自社の課題として口にするのを目の当たりにし、同学部の地域における重要性を感じました。
このイベントは、シーズ発信やポスター発表をした教員の共同研究実施への一歩であると同時に、学生が企業・自治体の方々と意見交換することによって、自ら成長する機会にもなりました。
研究者のみならず、学生と多様な立場の人々がフラットに対話できる場を提供することは、地域における大学の重要な役割であることを再認識しました。

今回の会場となったトリニティホールは、2024年3月に竣工し、4月から活用されている新しい学棟です。「トリニティ」は、日本語で「三位一体」と訳され、キリスト教の核心的な教義を表す用語で、まことの一致、親しい交わり、深い喜びを意味します。この「トリニティホール」は、国内外の学生、教職員、研究者など多様な人々が交流し、研鑽を積む場として設計されました。
参加者から、「ディスカッションしやすい」「フラットな意見交換ができる」「同様のイベントで使わせてほしい」等の声をいただき、建設プロジェクトの目的達成に向けて手ごたえを感じました。
https://www.ndsu.ac.jp/about/school_building2024/

関連リンク

https://www.ndsu.ac.jp/blog/article/index.php?c=blog_view&pk=17379536244e500df3793304c090f1228c2b7b62b8&category=109&category2=

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