実施地域
富山県黒部市
概要・成果
○ものづくりの現場において外観検査は欠くことのできない工程だが、微小なキズの検出や、キズ(不良品)とゴミ・汚れ(拭き取れば出荷できる)を見分けることは困難であり、多くの場合熟練検査員の目視によって実施されている。
○目視検査・官能検査等、人間の感覚に頼った検査が至るところに残っているが、製造ラインの効率化、ものづくりにおける国際競争力の維持・強化から検査の自動化が求められている。当研究に関連して、本学の大学院情報科学研究科の学生が論文で精密工学会サマーセミナー2016優秀発表賞を受賞しており、受賞論文では、AI(人工知能技術)を応用し、キズとゴミを見分けるシステムを開発した。
○検査技術の向上により、コストの削減並びに業績のアップがもたらされ、ひいては地域産業の活性化に貢献することが期待される。
取組の工夫
○研究支援部門による研究遂行支援