概要
中央大学理工学部と宇宙航空研究開発機構は、ネコ用の人工血液を開発した。
成果
ペットの高齢化や肥満化が進み、治療のための血液のニーズが増しているが、動物医療の現場では未だ十分な体制が整っていないのが現状である。
また、2017 年、日本の猫飼育頭数は犬飼育頭数を超え、ペット飼育数は増え続けてはいるが、動物用の輸血備蓄システムがない。
赤血球代替物として機能する人工酸素運搬体は、輸血液の代わりに生体へ投与できる人工血液となりうる。
2023年の市場投入を目指している。
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中央大学
2018年4月2日
中央大学理工学部と宇宙航空研究開発機構は、ネコ用の人工血液を開発した。
ペットの高齢化や肥満化が進み、治療のための血液のニーズが増しているが、動物医療の現場では未だ十分な体制が整っていないのが現状である。
また、2017 年、日本の猫飼育頭数は犬飼育頭数を超え、ペット飼育数は増え続けてはいるが、動物用の輸血備蓄システムがない。
赤血球代替物として機能する人工酸素運搬体は、輸血液の代わりに生体へ投与できる人工血液となりうる。
2023年の市場投入を目指している。