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健康

甲南大学

「筋肉が嗅覚ニューロンに影響を与え体の温度耐性を調節」線虫の解析から解明

2018年8月24日

取組概要

甲南大学理工学部の久原篤 教授、宇治澤知代 元研究員、太田茜 研究員らの研究チームは、959個の細胞からなるシンプルなモデル実験動物である線虫「C.エレガンス」を使い、温度適応メカニズムの解明を目指してきました。

成果

研究チームは、ヒトにおいて詳細な役割が未知である ENDOU(エンドウ)と呼ばれる RNA分解酵素が、寿命や温度耐性、産卵数や神経シナプスの刈り込みなど、多様な生命現象に関与していることを線虫の解析から明らかにしました。
本研究の成果は、2018年8月13日15時(米国東部標準時(夏時間))に、米国科学アカデミー紀要「Proceedings of the National Academy of Sciences of USA(PNAS)」のオンライン速報版で公開されています。

関連リンク

http://www.konan-u.ac.jp/news/wp/wp-content/uploads/2018/08/public-relations-department/20180809pressrelease-1.pdf