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実施地域

大阪府奈良県

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取組内容

その他教育社会貢献

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実施体制

全学

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連携状況

その他

天理大学

「障害者スポーツ」の授業でシッティングバレーボールを体験

2018年12月17日

取組概要

天理大学総合体育館にて、「スポーツ方法(障害者スポーツ)」の受講生らがパラリンピックの正式種目でもあるシッティングバレーボールを体験しました。
「スポーツ方法(障害者スポーツ)」の授業では、様々なスポーツを経験することにより、障害ごとの異なる特徴を把握し、施設、用具、ルール等を工夫し、対象障害者に適応(Adapted)させた新しいスポーツ(Sports)を創作できるようになることを目的に授業展開しています。
今回のシッティングバレーボールの体験は5年連続となります。

以前に比べると障害者スポーツの認知度は高まっているとは言え、2020東京オリンピック・パラリンピック競技大会に向けて、障害者スポーツのより一層の普及啓発は喫緊の課題です。本学でも授業等を通して、学生はもちろんのこと、地域社会に対しても様々な取り組みをおこない、障害者スポーツの普及啓発に貢献したいと考えており、今回は公開授業として取り組みました。

成果

当日は、ジャカルタで開催された2018アジアパラ競技大会の出場選手ら6名の方を講師として迎え、シッティングバレーボールを体験しました。最初に講師の方よりシッティングバレーボールについての説明があり、次に体の動かし方、レシーブ、サーブ、アタックなどそれぞれ実演を交えての解説がありました。その後、受講生らはグループに分かれて、練習をした後、ゲームをおこないました。最初は動きがぎこちなかった学生も、時間が経つにつれだんだんと慣れてきて、きれいにアタックを決める学生もおり、歓声が体育館に響きました。
最後に講師と学生らがグループごとに対戦をし、学生らは講師の素早い動きに感心したり、逆にアタックを決め大喜びしたりするなど大変盛り上がりました。

参加した学生のひとりは「最初はなかなか思うように動けなくて大変だったが、慣れてくると動きもスムーズになり、楽しかった。障害者の方はスポーツをしたり、体を動かしたりすることが嫌いではないかという先入観があったが、一緒にスポーツを楽しんで、障害者も健常者も同じということが実感できた」と感想を述べました。

また、公開授業とした今回は行政やマスコミも見学や体験、取材に訪れ、障害者スポーツの普及啓発に一役買いました。
本学では、この授業等を通して今後も他の競技も含め、障害者スポーツの理解および普及に努めていきます。

関連リンク

https://www.tenri-u.ac.jp/topics/q3tncs00001ns5xt.html

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