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実施地域

京都府

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取組内容

地方創生・地域活性教育

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実施体制

ゼミ

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連携状況

企業

大谷大学

学生が収穫した茶葉でビールを!

2020年3月10日

取組概要

本学社会学部志藤修史ゼミが地域福祉活動を行う、京都市北区中川学区で栽培されている「まんま茶®」※1を使用したビール「京都・中川まんまビーア!」をNPO法人HEROESと共同開発し、2月14日(金)に、NPO法人HEROESが取り組む「西陣麦酒」のオンラインショップ(瓶ビール)、西陣麦酒が提携する「クラフトマン」・「京のSAKESORA」の2店舗(樽生ビール)での販売(限定販売)を開始しました。

成果

北山杉で知られる中川学区は、総人口271人と少数の人口から形成される過疎地域で、2019年時点で学区の高齢化率は59.4%と急速な少子高齢化と人口減少の影響を受けている地域です。 2015年より、本地域において志藤ゼミが地域福祉活動を進めている中、北区の中川学区の住民有志の方々が栽培されている「まんま茶」の復活に向け、立ち上げた「お茶復活プロジェクト」に参加することになり、2016年からはお茶「まんま茶」の製造を行っています。

本学卒業生の松尾浩久さんが代表を務めるNPO法人HEROESが取り組む「西陣麦酒(醸造責任者/本学卒業生の中大路修平さん)」は、自閉症の方の就労支援の一環として、京都・西陣においてクラフトビール醸造、開発、販売を行っており、「お茶復活プロジェクト」活動に共感し、2019年4月に、まんま茶を使ったビールづくりを行うことを決定し、この度商品化に至りました。
「京都・中川まんまビーア!」は、茶葉の醸し出すふくよかな香りと共に、爽やかに飲み干せるビールです。

なお、「京都・中川まんまビーア」の売り上げの一部は、志藤ゼミ学生の活動(「and house.」※2)に使われ、中川学区に還元されます。

※1「まんま茶®」
「まんま茶®」とは、林業の合間に飲まれていた、お茶の日本伝来時そのままに近い茶葉と言われています。

※2「and house.」
志藤ゼミでは、本学学生と地域住民の方が家にいるような“ほっ”とできる「and house.」という名のサロン活動を実施しています。中川学区の真弓地域の廃校になった小学校をお借りし、茶話会などで住民の方と交流しています。
地域で行われる活動の健康ふれあいクラブや「まんま茶」のお茶摘み、清掃活動、夏祭り、お火焚きに参加しています。

関連リンク

http://www.otani.ac.jp/news/nab3mq000007e15a.html