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健康医療

同志社大学

アルツハイマー病、なぜ大脳が冒される?

2021年1月27日

取組概要

アルツハイマー病は主要な認知症で、脳で記憶を司る大脳と呼ばれる部位が萎縮します。これには、大脳でのアミロイドβタンパク質(Aβ)の蓄積が引き起こす神経細胞死が関係していると考えられています。一方で、同じ脳でも小脳と呼ばれる部位ではAβの蓄積が少なく、脳組織の萎縮などの異常がほとんど認められません。なぜ大脳にAβの蓄積が多く小脳にはそれが少ないのかは、長く謎に包まれていました。
マウスのそれぞれの脳の部位にAβを注入して、その分布を観察すると、小脳に注入したAβが、大脳に注入した場合と比較して約5倍も広がり、数日後にはほとんどなくなっていることを見つけました。一方、大脳に注入したAβの分布は数日経っても変化がありませんでした。さらに、小脳から無くなったAβを探してみると、その一部は首にあるリンパ節と呼ばれる場所に多く認められました。

成果

これらの発見は、小脳ではAβが盛んに脳の外に排出されているためAβ蓄積が少なく、大脳ではこの排出が穏やかなためAβが蓄積する傾向にあることを示しています。これらのことから、大脳でもAβ排出を盛んにすると、アルツハイマー病予防に効果が期待できます。

関連リンク

https://www.doshisha.ac.jp/news/2021/0106/news-detail-8043.html
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