取組概要
天理市内の小学校で、地元住民を対象としたストレッチ講習会が開催され、天理大学大学院体育学研究科の大学院生2名が、講師を務めました。
この講習会は、コロナ禍で運動不足になりがちな地域住民に、自宅でも気軽にストレッチをおこなってもらい、運動不足の解消に繋げようと開催されたもので、子どもから高齢者まで約50名が参加しました。
成果
講習会では、まず講師を務めた大学院生が、ストレッチの効果として、ケガの防止や疲労の解消に役立つほか、リラックス効果もあり、就寝前におこなうと睡眠の質の向上にも繋がることなどを説明しました。
その後、椅子に座った状態や仰向けに寝ておこなう肩甲骨や股関節周辺などの簡単なストレッチを紹介し、参加者全員で実際におこないました。その際、痛気持ちいいぐらいでおこなうことが大切で、決して無理をしないようになどと参加者にアドバイスを送りました。
ゲーム要素を取り入れるなど、参加者が飽きないように工夫しながらの講習では、笑い声がでるなど参加者は楽しく学んでいました。参加した60代の男性は「大学が地域と連携し、このような講習会を開催するのは非常にいいことで、講習の内容も参考になる部分が多く、とても役に立ちました」と感想を述べました。
天理大学では、私立大学研究ブランディング事業に「天理大学スポーツブランドを活かした地域のスポーツ・健康づくり研究拠点の形成」というテーマで取り組んでおり、今後も、市民の健康づくりに寄与する活動をおこないます。