取組概要
2021年3月28日より、立命館アジア太平洋大学(APU)の言語教育センター(CLE)教員が監修する日本語学習携帯アプリに、“場面別会話編”を追加配信しました。このアプリは、APU初の公式アプリとして2020年7月より配信しているものです。今回、空港到着時や大学の寮到着時などより実践的な日本語会話をシーン別に収録し、アプリ内での会話練習や、単語・表現の音声を聞きながら学習することができる内容にバージョンアップしました。
成果
APUでは英語基準で入学した学生のために、オリジナルの日本語学習テキスト(「日本語5つのとびら」凡人社)を作成して、多文化環境における日本語教育に力を入れています。これまで入学予定者に配布していた教科書『日本語5つのとびら サバイバル編』(立命館アジア太平洋大学編著)のアプリバージョンとして「TOBIRA」を開発し、APUでは2020年9月入学の国際学生より入学前学習としてこのアプリの利用を推奨しています。APUへ入学した国際学生からは、「手軽にアクセスできるので勉強しやすい」「音声が流れるので教科書よりも効率的に勉強できた」などの感想が届いています。
アプリは今後もコンテンツを追加し、充実を図っていく予定です。