取組概要
武蔵野大学はDataRobot, Inc.(本社:米国マサチューセッツ州ボストン、CEO:Dan Wright、以下 DataRobot)が提供する『教育機関向けAI人材育成プログラム』を2022年9月より副専攻「AI活用エキスパートコース」(以下、情報副専攻)に導入します。学生は本プログラムを通してプログラミングを行わずに、高度な機械学習技術を修得することが可能になります。
武蔵野大学では、全学共通基礎課程『武蔵野INITIAL』を2021年4月から新たに開始し、全学生が1年次から「AI・データサイエンス」の基礎的なリテラシーを学んでいます。また情報副専攻の入門科目群「データサイエンス・AI入門」が文部科学省の「数理・データサイエンス・AI教育プログラム認定制度(リテラシーレベル)」に認定されており、学部学科問わず、希望学生全員が実践的なAI活用スキルを修得することができます。
この度、情報副専攻の履修者320名を対象に、2022年9月下旬よりDataRobotが提供する『教育機関向けAI人材育成プログラム』を導入することが決定しました。この導入に先駆け、2021年10月末にDataRobotを用いた最先端ノーコードデータ分析をデータサイエンス学科生が体験します。
成果
機械学習の自動化により、非常に高精度な予測モデルを迅速かつ簡単に構築できるDataRobot を導入することで、今までの学修経験やスキルレベル、文系理系といった専門分野に左右されず、あらゆる学生が機械学習を応用でき、素早く精度の高い機械学習モデルを実装することができます。AIツールを活用して社会の様々なデータを自ら分析し、課題の解決方法を提案できる人材の育成をさらに進めていきます。