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神奈川県

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取組内容

教育

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全学

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製品開発

フェリス女学院大学

フェリス女学院大学の学生が商品開発に携わった「百人一首の手ぬぐい」

2021年10月22日

取組概要

2021年10月22日、百人一首をモチーフにした手ぬぐいが誕生しました。商品名は、その名も「百人一首」。手ぬぐいという日本文化と鎌倉時代に誕生した百人一首の和歌が融合した作品です。さらに、この作品は、日本の四季を表現しています。手ぬぐいの絵柄は、左から右にかけて、日本の四季・春夏秋冬が推移し、春の桜、夏の新緑、秋の紅葉、冬の雪が流れるように描かれています。その上に、日本の四季に合わせて、選びぬかれた百人一首の和歌が「かるた札」のかたちで散らされています。選ばれた和歌は以下のとおりです。

(春)久方の光のどけきはるの日にしづ心なく花の散るらむ(33番・紀友則)
(夏)風そよぐならの小川の夕暮れはみそぎぞ夏のしるしなりける(98番・藤原家隆)
(秋)ちはやふる神代も聞かず竜田川からくれなゐに水くくるとは(17番・在原業平)
(冬)かささぎの渡せる橋におく霜の白きを見れば夜ぞふけにける(6番・大伴家持)

成果

同商品は、本学の実践型教養教育として展開する「全学教養教育機構(CLA)」の科目の一つであり、実社会と結びついた課題を具体的に設定し、解決策や企画を立案・提案する方法を体験的に学ぶ「プロジェクト演習」の成果となります。
商品の企画にあたっては、本学日本語日本文学科の谷知子教授の指導のもと、学生がグループワークを中心に、まずコンセプトとデザインを検討しました。多くの案を検討した結果まとまったのは、日本の四季を表現したいということでした。そして、四季それぞれを象徴する美しい景物と和歌を配置し、流れるような図案にするというコンセプトに決まりました。その後、四季それぞれの和歌の選定を行い、絵が得意な学生がデザイン画を描く作業に入りました。協定先の【麻布十番 麻の葉】からのフィードバックや学生どうしの討議を重ね、商品の発売に至りました。

関連リンク

https://www.ferris.ac.jp/press/20211020/14792/

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