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実施地域

東京都

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取組内容

教育

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実施体制

全学

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連携状況

連携なし

成蹊大学

オンライン授業と対面授業の利点を生かした「ベストミックス」の教育を探求

2022年5月16日

取組概要

2020年11月、オンライン授業の取り組みを紹介する特設ウェブサイトを公開しました。
各学部での取り組み事例や、学生・教員を対象に行った授業実施状況等についてのアンケート調査結果を掲載しています。
本記事では、私大連報告書『社会の発展を支える私立大学理工系分野』(2022年3月刊行)に事例掲載した理工学部の取り組み事例を紹介します。

理工学部ではコロナ禍以前からオンライン授業を積極的に活用してきました。
一部の専門科目では従来板書で行っていた説明を動画教材化し、それを事前視聴させ、授業では演習を中心に取り組ませる反転授業を導入。コロナ禍ではそれをさらに発展させ、演習をTeams上でテキストと図を組み合わせたチャットで指導しつつ、並行してテレビ会議でリアルタイムに質疑応答も行うことでオンライン化しました。
このように授業を構成要素に分解し、それぞれに適した媒体、通信形態、時間同期性を組み合わせた「ベストミックス」により、通信負荷を抑えつつ効果的なオンライン授業を実現しています。

成果

反転授業化により演習を質量ともに高められただけでなく、授業中での演習もリアルタイムオンライン化することにより受講場所の制約が完全になくなりました。
また、口頭での説明と質疑応答も同時並行でチャット化することにより授業が全てアーカイブされ、学生は常に復習可能となっています。

関連リンク

https://www.seikei.ac.jp/university/activeonline/