取組概要
総合政策学部松井ゼミで取り組んできた、柔らかく、誤嚥もしにくい『高齢者向けのお菓子 「みんなの和プリン」』が完成し、5月31日、学内で記者発表を行いました。
このプロジェクトは、地域活性化に貢献する吉本興業が呼びかけ、お菓子のラベルデザインは四日市商業高校の生徒さんたち、製造は障害がある人の就労支援を行う伊勢おやき本舗(NPO法人市民社会研究所)が担当しました。
松井ゼミの学生たちは全くゼロの状態から「ババロア」にたどりついたのですが、ババロアの知名度が低いことがわかり、プリンに変更しました。味は三重県産のあおさ、かぶせ茶、黒ごまを使うことにし、何度も試食した結果完成したのが「あおさみるく」「きなこ」「抹茶」「黒ごま」「こしあん」の5種類の和風プリンです。
成果
めったにない記者発表の場で、何人もの記者さんから質問を受けた学生たちは「商品を作る企画は初めてだったので、参加できてよかった」と回答していました。
みんなの和プリンはこれから高齢者施設を中心に販売されるほか、吉本興業も販売に協力することになっています。
今後お買い上げいただいた施設を訪問し、学生と高齢者との交流も行われる予定です。「みんなの和」が広がるのが楽しみです。