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海洋

慶應義塾大学

イトマキヒトデの免疫学的「自己」は稚ヒトデ期に確立される

2022年12月16日

取組概要

慶應義塾大学文学部生物学教室の田口瑞姫助教、古川亮平助教、および同大学大学院理工学研究科の大学院生 南方宏太らのグループは、イトマキヒトデの免疫学的自己が変態後の稚ヒトデ期に確立されることを発見しました。同グループは、イトマキヒトデの胚・幼生期の免疫系が同種異個体に対して免疫応答を生じないのに対し、変態後の成体の免疫系は同種異個体を拒絶することから、免疫系が変態の前後で成熟すると予想しました。そして、複数の胚の細胞から作成したキメラ幼生の発生を追跡することで、すべての同種異個体混合キメラが、変態して稚ヒトデまで成長した後2週間から2ヶ月の間に死滅することを明らかにしました。

成果

これらの結果から、イトマキヒトデの免疫系が稚ヒトデ期に成熟し、同種異個体を拒絶する能力を獲得することが示されました。本研究は、無脊椎動物における免疫系の個体発生や、その自己・非自己認識メカニズムに関する研究の基盤となるものです。

関連リンク

https://www.keio.ac.jp/ja/press-releases/2022/12/14/28-134100/