取組概要

東京（3月21日～24日、渋谷区立宮下公園）と大阪（3月28日～29日、グランフロント大阪）で株式会社ウエディングパーク主催のイベント「Parkになろう −結婚式は未来の新しいパブリックに−」展が開催され、「Ｚ世代エリア」に地球市民学科の安斎徹ゼミナールが提案した結婚式のアイデアをイラストレーターのヨシフクホノカ氏が作品化したパネルが展示されました。同イベントは、ウエディング業界内外問わず、さまざまなクリエイターや企業、学生が参加する結婚・結婚式のミュージアムです。

成果

安斎ゼミでは、2022年9月～11月に、同社と株式会社八芳園と連携して「Ｚ世代と考えるジェンダーバイアスと未来の結婚式を考えるプロジェクト」を行い、「多様性を尊重するジェンダーフリーな結婚式」として衣装の自由化やファーストバイトの意味づけの変化などのプランを提案してきましたが、そのアイデアがイラスト化されました。
同イベントを訪れた学生からは「ゼミ生が考えた提言がイラストという形になり嬉しく、達成感を味わうことができた」「メタバース上での結婚式など斬新な発想で工夫を凝らした展示物が並び、存分に楽しめた」という感想が寄せられました。

イラスト化された同プロジェクトでは、結婚式の衣装の多様化、ファーストバイトの意味づけの変更、バージンロードからウェディングロードへの名称変更など学生が創意工夫を凝らしたアイデアを発表しました。アイデアの具現化には、ウエディングパークからの「結婚式の基礎知識」「業界の変化と課題」「無意識バイアス」の講義、八芳園の挙式会場や披露宴会場の見学や「結婚式の演出」の説明、両社の男性社員も交えた「ジェンダーフリーな結婚式」というテーマでの意見交換などを経ており、両社は学生のアイデアを高く評価して、実際のカップルに提案する方法について検討中です。
※同プロジェクトは、「SDGs探究AWARDS2022」で審査員特別賞を受賞しました。

関連リンク

https://www.seisen-u.ac.jp/news/nid00001573.html