取組概要
当大学 宮時本勝浩名誉教授(専門分野:国際経済学、理論経済学、関西経済学、スポーツ経済学)は、直近では「バレンタインのチョコレートの経済効果」、「2023WBC優勝の経済効果」、「飛鳥ハーフマラソンの経済効果」、「2023年のお花見の経済効果」など、社会情勢や世の中で注目が集まる出来事における経済効果について計算をしています。
今回は、2023年5月に開催されるG7広島サミット2023の経済効果を計算したところ、約923億9,526万円となりました。
成果
宮本名誉教授は、「2016年の伊勢志摩サミットにおける三重県内の直接的経済効果は、約483億円であったため、広島サミットの広島県内における経済効果は非常に大きいと言える。広島サミットをきっかけに、世界で争いや対立がなくなり、世界の人々が安全で安心して、自由に生きることができる世界の実現に向かって手をつないでいくことを願っている。」と述べています。
【資料概要】
1 テーマ 「G7広島サミット2023の経済効果」
2 発表者 関西大学名誉教授 宮本 勝浩
3 発表日 2023年4月20日(木)
4 内 容 Ⅰ.はじめに
Ⅱ.サミットの経済効果
Ⅲ.サミットの直接効果の項目
Ⅳ.国の出費金額の推定
Ⅴ.地方自治体独自の出費金額の推定
Ⅵ.G7に参加する諸外国の首脳陣、スタッフの消費金額の推定
Ⅶ.国内外のマスコミ関係者の消費金額の推定
Ⅷ.広島サミット後増加した観光客の消費金額の推定
Ⅸ.直接効果の合計
Ⅹ.経済効果(経済波及効果)
Ⅺ.まとめ