取組概要
同志社女子大学 生活科学部 食物栄養科学科食物科学専攻3年次科目「食品開発プロジェクト」(※)」で掲題の商品化を行いました。
「食品開発プロジェクト」では、主に京都の食品関連企業4社と連携し、食品の生産から加工・流通までを学修しています。
連携企業の1つ、丸大食品株式会社とは2021年度より「女子大生が食べたい」をテーマに共同企画を行ない、2022年度は『女性大生が食べたくなるハンバーグ』をテーマに共同開発を実施。
味付けやパッケージデザイン、販売促進方法などを検討し、『グリル野菜入りハンバーグ アラビアータ風トマトのソース』として商品化することができました。
丸大食品株式会社の担当者のご指導のもと、学生達は、事前調査でわかった「チルドハンバーグにトマト系ソースの商品が少ないこととピリ辛好きの女子大生が多いこと」を結び付けて、ソースの風味を検討。トマトとソテーオニオンの旨味とコクに、ピリッと辛い後味が加わった“アラビアータ風トマトソース”に決定し、健康志向も意識して、グリル野菜をハンバーグに加え、商品を完成させました。
(※)「食品開発プロジェクト」
食物科学専攻の専門性を活かしたプロジェクト科目であり、食品関連企業等の現場に学び、課題解決をめざす プログラム。食物を商材とした流通・販売に必要な要因を学び、課題解決となる新商品やサービスの開発を行 う。小売店舗での開発商品の販売や実証実験にも取り組んでいる。
成果
学生たちは、本活動を通して食品の生産から加工・流通までを学修するとともに、実際の消費現場での販売をめざすことで、実践的な商品開発を学ぶことができました。