取組概要
3月2日、アジア研究所主催のセミナー「アジア・ウォッチャー」が開催されました。今回は対面での開催となり、東南アジア研究者から学生・大学院生、一般市民など、幅広い年齢層の45人が参加しました。
成果
今年度の第3回目となった今回は「マレーシアの輪番制国王と変化する役割」をテーマに、明治大学商学部の鳥居高教授に登壇いただきました。
1957年の独立からおよそ70年となるマレーシアの歴代政権や国王制度について、当時の世界情勢も交えて詳しく説明。日ごろのニュースでは聞くことができないマレーシアの国内情勢についても詳しい解説がなされました。
また、マレーシアに居住経験があるかどうかの質問に、複数の人からの挙手があり、参加者のマレーシアへの関心の高さが再認識される一幕もありました。
講演後の質疑応答も活発で、質問のひとつひとつに丁寧に応答いただきました。
参加者からは「わかりやすい講演で、マレーシアの国王制度に関する知識を得ることができた」「報道の少ない話題だったため、講演で詳しく聞けてよかった」との声が聞かれました。
アジア研究所では、毎年春に連続で開催される公開講座や、アジア地域のタイムリーな話題を取り上げる単発の講座「アジア・ウォッチャー」を開催しています。