取組概要
本取組は、「KONANプレミア・プロジェクト」の一環で、地域の活性化に取り組む兵庫県加古川市、地元メディアである神戸新聞社と甲南大学の3者が連携し、地元企業や団体を応援するとともに、市全体の課題解決を目指し、地域活性化につなげる共同プロジェクトです。今年で3年目を迎え、ゼミ単位だけでなく個人単位でも応募できるように、有志で構成する「甲南選抜チーム」も新設し、計7チームで77名の学生がエントリーしました。
プロジェクトの内容は、9月に各チームに課されたテーマに基づき研究活動を開始し、12月8日(土)に中間報告、翌年2月に各チームの研究成果を、加古川市長、市民の方々や開催関係者の前でプレゼンテーションを行います。
なお、甲南大学は、神戸新聞社と2016年に、加古川市とは2017年にそれぞれと包括連携協定を締結しています。
※「KONANプレミア・プロジェクト」とは、甲南大学の教育理念に基づく「人物教育率先」及び「教育力の甲南―融合力を磨く」の実現とブランディング力の向上を主な目的として、プロジェクト形式で取り組む事業です。本学教育の特色をさらに進化させ、新たな魅力を創出する9つのテーマのもとに、全学および各学部、大学院、センターなどのビジョンを実践し、または組織横断的に融合する50超のプロジェクトを展開しています。
成果
今年度の成果発表会は、2019年2月に開催予定であるが、昨年度も多くの学生が参加し、企業関係者、審査員、一般参加をあわせ約200名となる報告会となりました。また、市民参画の一環として、NPO法人の方や加古川西高校の高校生による発表も行われるなど、本学学生も刺激を受ける機会となりました。今年度の成果発表会では、LINEを活用して観光情報を入手する仕組みや、若者の参加を促すイベントの実施、商店街や飲食店の経営改善等に関する提案が行われる予定で、市の活性化と学生の成長につながることを強く期待しています。