取組概要
天理大学の学生が参加しました「県内大学生による学習等支援事業」の成果報告会が、奈良商工会議所にて開催されました。
「県内大学生による学習等支援事業」は、奈良県南部・東部地域に大学生ボランティアを派遣し、学習等の支援をおこなうことで、小・中学生における学習機会の地域格差解消を図り、奈良県の教育課題である「学習意欲」「規範意識」「体力」等の向上を図る目的で、奈良県教育委員会が主催している事業です。今年度は県内8市町村の小学校・中学校に県内6大学から延べ51名の学生がボランティアとして参加しました。
天理大学では、この事業に昨年度から学生を派遣しており、今年度は6名の学生が夏休みを利用して、学習支援や部活動支援などのボランティアをおこないました。
成果
関係市町村教育委員会や大学関係者を招いて開催された成果報告会では、本学の学生が「クラブ活動の関係でまとまった時間をとることができなかったので、複数の学校に短期間ずつ行かせてもらった。学校によって生徒の反応が異なるので大変だったが、たくさんの人の意見を聞くことができたので良かった。第一印象と自ら積極的に子ども達にかかわろうという気持ちが大切だということがわかった」と参加学生を代表して報告しました。
参加学生による意見交換では、自らの経験を通じて学んだことを踏まえ、次年度の実施に向けての様々な提案がされ、多くの学生が次年度も引き続き参加したいと発言しました。
また、この事業を運営する支援センターの活動に参加した学生もおり、成果報告会の企画・運営にも携わりました。
なお、成果報告会の最後には、参加学生一人一人に活動証明書が授与されました。