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実施地域

大分県

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取組内容

グローバル教育

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実施体制

全学

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連携状況

連携なし

立命館アジア太平洋大学

海外プログラム代替版「FIRST」の実施

2021年7月9日

取組概要

1回生を対象にした異文化学修プログラム「FIRST(Freshman Intercultural Relations Study Trip)」を2021年5月5日(水)~6月4日(金)に渡り実施しました。

FIRSTは異文化理解・体験のための入門プログラムで、毎年多くの学生がこのプログラムを通して、異文化理解やリサーチ能力、コミュニケーション能力、更には今後のAPU生活や社会で求められるチャレンジ精神を養っています。

例年であれば台湾や韓国を訪れ、学んだばかりの中国語や韓国語を使って現地市民にリサーチ活動をしていますが、今はコロナ禍で海外派遣ができないため、その代替版として形態を変更しキャンパスで実施しました。APUには現在94カ国・地域の国際学生が在籍しており、この多文化環境を活かしつつオンラインも利用し、キャンパス内でリサーチ活動を実施しました。

成果

今回のFIRSTには、206名が参加しました。受講生たちは5名ほどの少人数グループに分かれ、国内学生と国際学生のペアのTA(ティーチングアシスタント)が各グループをサポートします。事前授業では教員からトピックの立て方、リサーチ方法、分析方法、プレゼンテーションなどについて学びながらグループの調査方針を決め、2021年5月31日(月)~6月2日(水)にかけてキャンパス内で実習を行いました。

実習ではキャンパス内で調査対象国・地域出身の学生を見つけ出し、インタビューやアンケートのリサーチ活動を行い、更にはオンラインで調査に参加できる同じ母国の知り合いを紹介してもらうなど、芋づる式で調査を継続できるよう交渉します。少しでもリサーチの量と質を向上させるために、各グループで工夫しながら活動を行っている様子が伺えました。

6月4日(金)は最終発表を行いました。海外派遣ができない状況で手探りのプログラムとなりましたが、受講生は柔軟な発想でリサーチトピックを設定し、悪戦苦闘しながらも根気強くリサーチを行い、見ごたえのあるプレゼンテーションを披露しました。

関連リンク

https://www.apu.ac.jp/home/news/article/?storyid=3282