取組概要
食品ロス削減の機運を高めようと10月18日~20日、神田キャンパスで規格外の梨を使った期間限定カレーを販売するイベントが開催されました。10月の「食品ロス削減月間」にちなみ、商学部の渡辺達朗ゼミの学生たちが「食品ロス削減のための規格外果実アップサイクル社会実験」と題して企画し、神田地域の飲食店、九州の果樹園、学内カフェの協力を得て実現しました。
成果
アップサイクルとは、廃棄物や不用品を作り変えて、より価値の高いモノを生み出すことを指し、「創造的再利用」とも呼ばれます。今回企画・販売した「新高梨を使ったポークジンジャーカレー風味オーバーライス」には、果樹園から提供されたキズやヤケのある梨15キロを使った。梨の味や食感をどのように生かすかを考えながら学生たちがメニューのアイデアを出し、千代田区九段下にある飲食店「wata軒」が商品化しました。
参加したゼミ生は、「ゼミ活動を通じて、食品ロス問題に対する関心がより深まった。調理法などを工夫することで、規格外品もおいしく食べられることを多くの人に知ってもらいたい」と話しました。