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東京都

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早稲田大学

ソーラーパネル下での協生農法に実装可能な 農業用ロボットとその高効率な遠隔操縦システムを新開発

2023年2月10日

-地球生態系の回復、気候変動防止に寄与する食料生産、カーボンニュートラル社会の実現に貢献

取組概要

早稲田大学理工学術院総合研究所の大谷拓也次席研究員ならびに同大理工学術院の高西淳夫教授らの研究グループは、サステナジー株式会社との産学連携・共同研究により、ソーラーパネル下で複数種の植物が混生密生する農地環境において移動および種植え・雑草剪定・収穫の3作業が可能なロボットと、その遠隔作業を実現する新たな操縦システムを開発しました。

成果

株式会社ソニーコンピュータサイエンス研究所の舩橋真俊シニアリサーチャーが提唱する、砂漠化地域、土壌が劣化した農地など従来の農業が難しい土地でも実施可能な協生農法を、本研究開発によりソーラーパネル下で大規模に行うことができれば、気候変動対策としての緑化・再生可能エネルギー生産、加えて食料生産も進められることが期待されています。

本研究成果はスイス・バーゼルに本部を置くオープンアクセス専門出版社であるMDPI社発行の『Agriculture』誌に2022年12月21日(水)に掲載されました。
論文名:Agricultural Robot under Solar Panels for Sowing, Pruning, and Harvesting in a Synecoculture Environment

関連リンク

https://www.waseda.jp/top/news/87547